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柿本神社

明石の神社・お寺めぐりで、柿本神社を訪れました。

数多い明石の神社でも、有名な神社の一社である柿本神社です。
wikipedia「柿本神社 (明石市)」には次のように書かれています。

柿本神社(かきのもとじんじゃ)は兵庫県明石市人丸町にある神社。
人丸山の頂上に鎮座するが、山名も当神社に因むものである。
旧社格は県社。旧くは「人丸神社」と称し、地元では「人丸さん」とも呼ばれる。

祭神は神社の名前の通り柿本人麻呂です。
柿本人麻呂公は飛鳥時代宮廷に仕えた歌人で、万葉集、古今集など合わせて400首以上の歌が載せられているそうです。

社伝によれば、仁和3年(887年)に明石の岡にあった楊柳寺(後の月照寺)の覚証という住僧が夢中に柿本人麻呂の神霊がこの地に留まっているのを感得し、寺の裏の古塚がその塚であることが判明したために塚上に人麻呂を祀る祠を建てて寺の鎮守としたことに創まるそうです。

柿本神社の本殿ですが、すごく立派です。
すんごく重厚感のある作りをしていました。
柿本神社の目の前、南側に明石市立天文科学館があるのですが、その展望台から見た柿本神社の本殿は美しいです。
良くある神社は拝殿、本殿がそれぞれあるのが多く、拝殿が立派で奥に少し地味に本殿があるのが多いですよね。
ところが、柿本神社のホームページを見てみると、本殿だけがあり凄く立派な造りをしています。

柿本神社には西の鳥居東の鳥居があります。
西の鳥居は柿本神社の境内と少し離れたところにあります。
明石市立天文科学館の西側の森の前に西の鳥居があるのですが、この鳥居を抜けて行くのも面白いかもしれません。
この鳥居の横には名水長寿の「亀の水」と言うのがあり、近所の人たちでしょうか?
結構な人達が水を汲みにきていました。

写真は、上から西の鳥居、森の中の参道、亀の水、亀の水の石柱です。

柿本神社 西の鳥居

柿本神社 森の中の参道

名水長寿 亀の水

名水長寿 「亀の水」の石柱

西の鳥居、森の中(少し丘)の参道を抜けると左に月照寺、右に柿本神社があります。

写真は、上から柿本神社の山門、柿本神社の本殿、明石市立天文科学から見た柿本神社の全景、明石市立天文科学から見た柿本神社の本殿です。

柿本神社 山門

柿本神社 本殿

柿本神社 全景

柿本神社 本殿

柿本神社の南側にある明石市立天文科学館です。
上記の柿本神社の全景写真は、明石市立天文科学館の展望台から写真を撮ったものです。

明石市立天文科学館

柿本神社境内の説明板によれば明石指定文化財として次の3つがあるそうです。

1.播州明石浦柿本大夫祠堂碑1基
明石藩主松平信之が寛文四年(1664年)に建てた人麻呂の顕彰碑。
2.絵馬「森狙仙筆 猿の図」1面
森狙仙が猿の親子を毛書きで描いた絵馬。文化十一年(1814年)に明石郡の丁字屋宗兵衛から奉納されました。
3.石造狛犬1対
明石市内の石造狛犬の中で一番古いものです。狛犬の材質は砂石で台座は花崗岩、宝暦四年(1754年)の銘があります。

写真は、上から明石指定文化財の説明板、石造狛犬、石造狛犬の説明板です。

柿本神社 明石指定文化財の説明板

柿本神社 石造狛犬

柿本神社 石造狛犬説明板

 
追記)
令和2年1月1日、柿本神社を訪れました。
多くの初詣客で賑わっていました。
東の鳥居横の人丸山公園には、たくさんの露店がでていました。

柿本神社 令和2年、正月の風景 柿本神社 令和2年、正月の風景

 

柿本神社

名称 柿本神社
住所 〒673-0877
明石市人丸町1-26
Tel 078-911-3930
アクセス ・JR「明石駅」下車、タクシーで5分。
・山陽電鉄「人丸前駅」下車、北へ徒歩5分。
御祭神 柿本大明神
一年の祭り ・1月1日:歳旦祭
・2月初午:五社稲荷神社例祭
・4月1日:勧学祭
・4月第2日曜:柿本神社春季例祭
・10月18日:柿本神社秋季除火大祭
・春秋二回:和歌献詠祭
ホームページ 柿本神社

 

柿本神社 地図

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