林神社
明石の神社、お寺めぐりで林神社に行きました。
明石の地名の由来は、林神社ゆかりの「赤石」からきていると言われています。
林神社のHPには「明石の地名の起源」について次の様にかかれています。
当社ゆかりの「赤石」から明石の地名が起こったことは広く知られるところである。
平城天皇(御在位806~809年)当社に行幸、赤石を展覧し給う。
羽柴(豊臣)秀吉公、天正九年(1581年)参拝、舟より赤石を観覧。
また、次の様にも書かれています。
当社は海を見下ろす高台から漁業の町・明石の繁栄と、海上交通の難所・明石海峡を行き交う舟の安全を見守る、明石で最も歴史のあるお宮です。
林神社は、明石有数の歴史ある神社だったんですね~
林神社です。
坂道に全体がこんもりとした鎮守の森があります。
周りが住宅街なのですが、なかなか良い。
正面には鳥居があり、鳥居を抜けると坂になった石段の参道があります。
参道を上がって行くと林神社の境内です。
林神社の境内には、ずいぶんと立派な忠魂慰霊塔が建っていました。
林神社の社務所です。
林神社の鳥居の左横と拝殿の右横に「懸社 林神社」と刻まれた石柱(社名標)が建っています。
wikipediaで「懸社」について少し調べてみました。
明治時代に神社を等級化する制度「近代社格制度」ができました。
第二次世界大戦後に廃止されましたが、今日でも「旧社格」などの名称で神社の格を表す目安とされています。
「近代社格制度」は社格を官社、諸社(民社)、無格社に分けられます。
官社とは、祈年祭・新嘗祭に国から奉幣を受ける神社。
諸社(民社)は府県社・郷社・村社に分類されます。
府県社は府、県、台湾の州、台湾、北海道、樺太の庁から奉幣を受ける神社。
郷社は府県または市から奉幣を受けました。
■YouTube動画 林神社秋祭り
林神社は秋祭りに布団が一枚の布団太鼓が出るので有名です。
布団が一枚の布団太鼓と言うのは余り見かけませんよね~
と言うか、布団が一枚の布団太鼓は明石市内では林神社でしか見ることができません。
■林神社
名称 | 林神社 |
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住所 | 〒673-0031 兵庫県明石市宮の上5-1 |
Tel | 078-922-0150 |
アクセス | 山陽電鉄「林崎松江海岸駅」下車、北口を出て約6分。 明石市 総合福祉センター東 |
創祀 | 人皇十三代成務天皇九年(西暦139年) |
御祭神 |
・少童海神 (ワタツミノカミ) ・彦火々出見命 (ヒコホホデミノミコト) ・豊玉姫命 (トヨタマヒメノミコト) ・葺不合尊 (フキアエズノミコト) ・玉依姫命 (タマヨリヒメノミコト) ・御崎大神(ミサキノオオカミ) |
年間行事 |
・1月1日:歳旦祭 ・4月3日:春祭(湯立て神事) ・7月14日:夏祭(茅の輪くぐり・人形奉納) ・10月15日に近い土曜日:秋祭宵宮祭 ・10月15日に近い日曜日:秋祭本宮祭(子供神輿巡幸) |
ホームページ | 林神社 |
■林神社 地図
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