本松寺
明石の神社、お寺めぐりで本松寺(ほんしょうじ)を訪れました。
本松寺は明石駅から北東へ歩いて10分ぐらいのところにあります。
本松寺のホームページによれば、日蓮宗(本山は、身延山)のお寺で、四百年以上の歴史があるそうです。
wikipedia「本松寺」には次のように書かれています。
慶長元年(1596年)藤井新右衛門勝(豊臣秀吉の家臣)の寄進によって船上城(明石川の西南)城下に審理院日甫の開山で建立された。
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元禄4年(1691年)浩岸院日芳(7世)の中興で明石城下の旧東長寺跡の現在地に移転した。
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境内には枯山水の庭園があり、宮本武蔵作と伝えられています。
本松寺の左隣には明石のツツジの名所として知られている妙見社があります。
明治時代の神仏分離で本松寺と妙見社に分かれました。
また、朝日新聞の記事によれば、プロレスラーのジャイアント馬場さんと明石出身の元子夫人の遺骨が寺に納められているそうです。
本松寺です。
境内に入ってすぐのところに綺麗に剪定されたヤママモの木があります。
見事です。
樹齢300年だそうです。
本松寺の本堂です。
本堂の前には「宮本武蔵の庭」と刻まれた小さな石碑がありました。
しかし、本堂の前の庭は枯山水の「武蔵の庭」ではなく、本堂の裏側にあるのが枯山水の「武蔵の庭」です。
枯山水の「武蔵の庭」です
入口には「宮本武蔵作 本松寺庭園」とあります。
(明石市役所のYouTube動画「観光案内人と歩く明石のまち①柿本神社と時のみち」によれば、武蔵の枯山水の庭園を見るのには許可が必要とあります。2023年5月3日現在はYouTube動画を見る事ができません。許可の有無も不明です。)
追記 2024.9.10)
枯山水の庭園には門を開けて入って行くことができます。
門が閉まっているときは、インターホンから見学を申し出ると門を開けていただけるそうです。
本松寺の西側の門には「本松寺の庭園」についての説明板があります。
伝「宮本武蔵」作庭
本松寺 庭園
宮本武蔵は、元和四年(1618年)明石藩主小笠原忠真の客分として明石に迎えられ、同年、明石城の築城が始まると、明石城下の町割を担当するとともに、作庭にもその才を発揮し、明石城の樹木屋敷やこの本松寺の作庭に当たったと伝えられています。
この庭の本堂を背に庫裏書院に面した枯池枯山水庭園です。元々は離れ座敷が北側にあり、庭はこの離れ座敷や書院からの視点を考慮して作庭されています。
全体的に見て、石組は小振りであるが、平面構成を重視し、視点による変化を持たせたまとまりのよい庭園です。
本松寺のほか、明石市大観町にある圓珠院の庭園も武蔵の庭園と伝えられています。
本松寺の西側に立派な桜の木があります。
以前に桜の開花時に撮った写真と一緒に添付します。
今回、撮った桜の木
以前、撮った桜の木
(2018年4月1日に撮った写真です。写りはよくありません。)
■本松寺
名称 | 本松寺(ほんしょうじ) |
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本山 | 身延山 |
宗派 | 日蓮宗 |
住所 |
〒673-0846 明石市上ノ丸1-17-18 |
Tel | 078-912-6800 |
アクセス |
・JR「明石駅」下車、北東へ徒歩約10分。 ・山陽電鉄「山陽明石駅」下車、北東へ徒歩約10分。 ・山陽電鉄「人丸前駅」下車、北西へ徒歩約9分。 |
ホームページ | 本松寺 |
■本松寺 Googleマップ
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