山陽道 大蔵谷の風景
明石の古い町並みめぐりで大蔵谷を散策してきました。
山陽電鉄の人丸前駅から大蔵谷駅の間、海側の住宅街です。
町名的には、西側から「大蔵天神町」「大蔵本町」「大蔵中町」「大蔵町」「大蔵八幡町」になります。
当サイトにて記事にした休天神社は大蔵天神町、稲爪神社と大蔵院は大蔵本町にあります。
大蔵谷、良いです。
大蔵谷の中央部を東西に山陽道が通っています。
街並みに歴史を感じさせてくれます。そして落ち着いた雰囲気がなかなか良いと思います。
また、大蔵谷を歩いていると、ところどころで明石天文台やパピオス明石の高層住宅が見え隠れたりするのも良いです。
稲爪神社の南側入口近くに「大蔵地域約千年の史跡」と書かれて説明板が立っています。
少し読みづらいですが転記したいと思います。
(読み取れない部分は「田舎で暮らしdeほっ」さんのHPを参照しました。
大蔵地域約千年の史跡
大蔵谷の歴史はずいぶん古く、「源平盛衰記」「増鏡」「太平記」などにも記され、畿内と畿内以西とをつなぐ
重要な役割を果たしていた。
江戸期には山陽道屈指の宿場として栄え、宝永元年(一七〇四)には屋敷二百九十四軒、
人口千七百八十一人、本陣・旅籠六十一軒、馬四十六匹、駕仲間八十人の記録があり、その繁栄は明治時代末まで続いた。
淡路を遠望する白砂青松の風光明婚な大蔵海岸の美観は、柿本人麻呂の和歌、松尾芭蕉の俳句、永井荷風の文章に絶賛されている。
街道には、大蔵院、西林寺、大蔵八幡神社、稲爪神社、「一栄一落是春秋」菅原道真の銘詩を刻む休天神社など多くの史跡があり、それぞれに深い千年の歴史の彩りを大蔵の地は秘めている。
たくさん大蔵谷の写真を撮ってきましたのでご覧ください。
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