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善楽寺

明石の神社仏閣巡りで、大観町にある善楽寺を訪れました。
善楽寺は、明石で最古のお寺と言われています。

wikipedia「善楽寺」によると、善楽寺は天台宗の寺院で、大化(645年 – 650年)年間に法道仙人(ほうどうせんにん)により開基されたと言われているそうです。
また、「善楽寺は総称で寺中には、戒光院(かいこういん)・実相院(じっそういん)・円珠院(えんじゅいん)の三坊がある。」とあります。

善楽寺は源氏物語ゆかりの地です。
源氏物語は平安時代中期に紫式部によって書かれた世界最古の恋愛小説と言われています。
物語は54巻からなっており、13巻目が明石が舞台の「明石の巻」です。
善楽寺は、光源氏を須磨から明石へ導いた明石入道の住まい「浜の館」の跡とされています。また、戒光院境内には「明石入道の碑」や「浜の松の碑」があります。

丸谷明石市長のYouTubeチャンネルの動画 「明石は源氏物語テーマパーク!? 2024年4月12日」などによると、物語である源氏物語に明石にゆかりの場所があるのは、「明石藩第5代藩主の松平忠国が文学好きで、物語に登場する場所を明石の実際の場所に見立て歌を詠み碑を立てた為」なんだそうです。

また、戒光院の境内には、平清盛を供養したという「平清盛五輪塔」や、小学校唱歌の名曲「牧場の朝」の歌碑もあります。「牧場の朝」の作者(作曲)は、明石出身の船橋栄吉です。船橋栄吉は大正から昭和にかけてのバリトン歌手で作曲家。東京音楽学校(現東京芸大)の声楽科教授を務めています。

そして、円珠院の境内には宮本武蔵が作庭したと伝わる「枯山水の庭園」があります。

見所満載の善楽寺です。

善楽寺の山門です。
この山門を抜けて行くと戒光院があります。
そして、山門の右横には円珠院があります。
また、山門の左側には細い道がまっすぐ通っており、この道の奥には無量光寺があります。無量光寺は、光源氏が月見をした場所と言われています。
この細い道の左側には実相院があります。

山門の前の善楽寺の石柱には、戒光院、円珠院の名前が刻まれています。
明石観光協会のHPにも、善楽寺は戒光院、円珠院の総称とあります。
では、実相院はどうなるの?
wikipedia「善楽寺」には、善楽寺の別称が戒光院、実相院、円珠院とあります。
ちょっと、このあたりは良くわかりませんね~

善楽寺の山門

戒光院の本堂です。

戒光院の本堂

戒光院の本堂

明石入道の碑です。
右側にある石碑が明石入道の碑のようです。

明石入道の碑

浜の松の碑です。
「光源氏古跡明石之浦々濱之松」と書かれているんでしょうか?

浜の松の碑

浜の松の碑

平清盛五輪塔です。
明石市指定文化財に認定されています。
明石市教育委員会による説明板「善楽寺の平清盛五輪塔」には、「この五輪塔は、養和二年(1183)春、清盛の甥の忠快律師がこの寺の僧であった時、清盛の厚恩に報いるため建立したといわれています。・・・」とあります。

平清盛五輪塔

平清盛五輪塔

小学校唱歌の名曲「牧場の朝」の歌碑です。
「牧場の朝」の作詞は杉村楚人冠で、作曲が明石出身の船橋栄吉です。

名曲「牧場の朝」の歌碑

円珠院です。

円珠院の本堂と宮本武蔵が作庭したと伝わる枯山水の庭園です。

円珠院の本堂 枯山水の庭園

円珠院については別記事にしていますので、ご覧ください。

 

善楽寺

名称 法寫山 善楽寺
別称 戒光院、実相院、円珠院
山号 法寫山
宗旨 天台宗
本尊 地蔵菩薩
創建年 大化(645年-650年)年間
住所 〒673-0897
明石市大観町11-8
Tel 078-917-5070
アクセス ・山陽電車「西新町」駅 下車南へ徒歩8分。

 

Googleマップのストリートビューで見た善楽寺の山門
この山門を抜けて行くと戒光院の境内です。
右に写っているのが円珠院、左の細い道をまっすぐ行くと無量光寺があります。
細い道の左側には実相院があります。

 

源氏物語ゆかりの地 明石 Googleマップ

明石の源氏物語ゆかりの地です。Googleマップにしました。

より大きな地図で「源氏物語ゆかりの地 明石」を見る。

※「源氏物語ゆかりの地」については、「源氏物語ゆかりの地 明石」のページでまとめています。

 

平清盛ゆかりの地 明石 Googleマップ

明石の平清盛ゆかりの地です。Googleマップにしました。

より大きな地図で「平清盛ゆかりの地 明石」を見る。

※「平清盛ゆかりの地」については、「平清盛ゆかりの地 明石」のページでまとめています。

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