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明石港 & 旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)

明石焼き・玉子焼きめぐり」に行ったついでと言ってはなんですが、明石港の写真を撮ってきました。
明石港と明石海峡大橋が一体となった風景はとても美しかったです。

万葉集のころから、このあたりは詠われてきました。
ネットで調べてみると万葉集には、明石を詠み込んだ歌が八首あると言います。
明石市立天文科学館の近くにある柿本神社は柿本人麻呂を祀っています。
歌聖とも称される柿本人麻呂は次の様に詠んでいます。

天離る 夷の長通ゆ 恋ひ来れば
     明石の門より 大和島見ゆ

明石港 1

明石港から見る明石海峡大橋

明石港 2

明石港と高層住宅

明石港 3

明石港と漁船

明石港 4

停泊中の漁船

明石港 5

明石浦漁業協

明石港 6

淡路島北部の風力発電

明石港 7

明石港近くの明石市役所

トコトコと明石港周辺を散策しました。
明石港の一角に「明石港旧灯台」を見つけました。
「明石港旧灯台」前の説明板を一部要約します。

この「明石港旧灯台」は1657年(明暦3年)に明石藩主松平忠国によって舟人の目標とする燈明台(とうみょうだい)として造られたといわれています。
明治以前の「航路標識年表」(1968年 第五管区海上保安本部刊)によれば、近畿で四番目に造られた灯台です。
そして、昭和38年3月には、灯台としての機能が廃止され、照明機器などは撤去されました。
本体そのものは国有財産として残されていましたが、明石の貴重な歴史資産であるということで、昭和60年代の初め頃から、兵庫県と明石市が国に対して譲渡の働きかけを行い、平成11年9月に明石市に譲渡されたものです。

明石港 8

明石港旧灯台

明石港 9

明石港旧灯台の沿革

追記 2022.4.28)
この時、少し放置状態で荒れて明石港旧灯台も、その後は整備され国登録有形文化財になりました。
説明板も新しくなり、「国登録有形文化財 旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)の沿革」となっています。
旧波門崎燈籠堂は「きゅうはとざきとうろうどう」と読みます。

下記写真は2020年1月1日に撮ったものです。

整備後の旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)

整備後の旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)です。

説明板

その後、新しくなった説明板です。

追記 2023.1.11)
2023年1月9日に再訪しました。
いつのまにやら、すごく綺麗に整備されていました。
平成26年4月25日に国登録有形文化財に登録されていますから、当然と言えば当然かもしれませんが~
説明板を読むと、令和3年1月20日には燈籠堂の石積み部分が明石市指定文化財に指定されたとあります。
もう、りっぱな観光名所です。

2023年1月9日現在の旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)

2023年1月9日現在の旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)です。

旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)の説明板

旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)の説明板です。
説明板も一部、カラーとなっています。
令和3年には燈籠堂の石積み部分が明石市指定文化財に指定されたとあります。

2023年1月9日現在の旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)

2023年1月9日現在の旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)です。

旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)から見た明石海峡大橋

旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)から見た明石海峡大橋です。
以前は無かった柵もできています。

チキリ工法についての説明板

チキリ工法についての説明板です。

コンクリート製燈籠部

コンクリート製燈籠部の展示です。
これは、以前の旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)の上部を切り離し別に展示しているようです。

コンクリート製燈籠部の説明板

コンクリート製燈籠部の説明板です。

 

旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)

名称 旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)
住所 〒673-0894
明石市港町2-9地先
アクセス ・JR「明石駅」下車、南へ徒歩約15分。
・山陽電鉄「山陽明石駅」下車、南へ徒歩約15分。
備考 ・明歴3年(1657年)に、明石藩主松平忠国によって作られたと言われています。
・近畿で4番目に造られた灯台で、現存する旧灯台のうち、日本で二番目に古く、石造りでは一番古いものとなります。
・平成26年4月25日、国登録有形文化財に登録。
・令和3年1月20日、燈籠堂の石積み部分が明石市指定文化財に指定。

 

旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台) Googleマップ

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